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「犬の盗難に気をつけて!」自宅付近に謎の白いマーク、犬泥棒の合図か(英)

2020年08月21日 05:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「自宅付近に同じようなマークがないか確認して」と注意喚起(画像は『Kelly Marie Crane 2020年7月27日付Facebook「Really unsettling to discover a white chalk mark on our back fence this evening, please if you have dogs, check your property for these marks and don’t let your dogs out in the garden alone at the moment.」』のスクリーンショット)
一軒家などの郵便受けや表札に見覚えのない記号やマークが書かれていると、それは訪問販売員や空き巣などが住人の情報をひと目で分かるようにするための印だと言われている。このほどイギリスで、自宅付近に白いチョークで書かれたマークが犬泥棒への合図ではないかと地元住民を不安にさせている。『Mirror』『Daily Record』などが伝えた。

英サフォーク州の住民の間で、家の外に白いチョークで書かれた謎のマークが「犬を飼っている家を犬泥棒に教えるためのマークではないか」と噂になっている。イギリスではこのところ犬の盗難が相次いでおり、同州バートン・ミルズにあるペットホテルからも4頭の成犬と13匹の子犬が盗まれるという事件が7月10日に発生していた。

同州では自宅の外にチョークで書かれた謎のマークの目撃情報が相次いでおり、SNSで「謎のマークを見つけたら、犬が盗まれないように注意するよう」呼びかけられている。同州ヘンリー在住の犬を飼っているケリー・マリー・クレーンさん(Kelly Marie Crane)も自宅の塀に白いマークを見つけ、Facebookに次のように注意を促している。

「今日の夕方、私たちの裏庭の塀にチョークで書かれた謎の白いマークを見つけました。本当に不安です。お願いです! みなさんがもし犬を飼っているなら、自宅付近に同じようなマークがないか確認してください。そして自宅の庭だとしても犬だけで遊ばせないようにしてください。みなさんがヘンリー付近にお住いであれば特に気をつける必要があります。私は今晩心配で眠れません。」

他のユーザーからは「謎のマークはチョークだけでなく結束バンドを使う場合もある」と指摘があり、同州レイストン在住のダイアナ・フォーダムさん(Diana Fordham)は店にやってきた不審な男について次のようにFacebookに綴っている。

「レイストンとその周辺に住む全ての犬の飼い主さんに緊急でお知らせします。うちに犬泥棒の一味と思われる男がやってきました。彼はうちのガーデンセールで何かを買おうとする素振りを見せると、すぐに私の犬について『何頭飼っているのか? 品種は? それはどれだけの価値があるのか?』など聞き出そうとしてきたのです。」

「その後、彼は私の家の前で写真を撮ったり、あちこちに電話をして15分ほど話をしていました。私は警察に相談し家に来てもらったところ、『犬を庭で遊ばせている時は注意を払うように、そして家の塀などにマークがないか確認するように』と言われました。」

ダイアナさんが警察に言われた通り自宅付近を確認したところ、裏庭の塀に白いチョークで書かれたマークが2か所あったそうだ。サフォーク警察では、一部の地域で白いチョークで書かれたマークの報告を受けているそうだが、現段階では犬の盗難と直接関連があることを示すものはないとしている。しかしながら住民に警戒を怠らないようにと注意を促している。

画像は『Kelly Marie Crane 2020年7月27日付Facebook「Really unsettling to discover a white chalk mark on our back fence this evening, please if you have dogs, check your property for these marks and don’t let your dogs out in the garden alone at the moment.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)