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JR北海道キハ261系5000番台「はまなす」編成、10月にデビュー運転

2020年08月19日 17:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR北海道は19日、官営幌内鉄道が北海道で最初の鉄道として1880(明治13)年に開業してから140年を迎えることを記念し、北海道鉄道140年記念ロゴを制作するなどの取組みを行う中で、多目的特急形気動車キハ261系5000番台「はまなす」編成の初めての営業運転として、10月に北海道鉄道140年を記念した団体ツアーを実施すると発表した。

「はまなす」編成は観光列車やイベント列車、繁忙期の臨時列車、定期列車の代替輸送用として製作を進めてきた多目的車両。初めての営業運転は、140年前の1880年に開業した手宮~札幌間をしのばせる団体臨時列車「北海道鉄道140年記念号」(日帰りツアー専用)として運転される。

デビュー運転のツアーは「北海道鉄道140年記念号で行く『炭鉄港』を巡る旅」。10月17日出発の小樽発コース(日帰りで札幌着)と、10月18日出発の札幌発コース(日帰りで小樽着)が設定された。どちらのコースも追分駅を経由し、岩見沢駅・室蘭駅で下車観光を行う日帰りツアーで、8月20日14時に発売される。詳細はJR北海道の旅行センター「ツインクルデスク(国内旅行予約)」のサイト等で確認できる。

「はまなす」編成はデビューツアーの後、多目的車両の利点を生かし、10~11月にかけての土・日曜日に、札幌駅から網走・釧路・函館・稚内方面への特急列車として運転する予定。ツアー限定ではなく、特急券を購入すれば誰でも乗ることができる。指定席の他に自由席も設置する。

北海道鉄道140年記念として「はまなす」編成で運転する列車は、10月24・25日の下り「オホーツク1号」と上り「大雪4号」、10月31日・11月1日の下り「おおぞら3号」と上り「おおぞら8号」、11月7・8日の上り「北斗6号」と下り「北斗19号」、11月14・15日の下り「宗谷」と上り「サロベツ4号」となる。(木下健児)