パソナは8月18日、ホテルの一室をワークプレイスとして提供する法人向けサービス「リモートワークプレミアム」を始めた。
同社は、東京都、大阪府、福岡県などの16のホテルと提携。コロナ禍における働き方の多様化を受け、企業のリモートワークを後押しする。
専任コンサルタントがコロナ禍における新しい働き方を提案
同社は「コロナ禍の影響でインバウンド需要の低下や国内旅行・出張の自粛などが広がり、ホテルの稼働率向上に向けた対応が急務となっています」とホテル業界の現状を説明。その上で、リモートワークにはセキュリティ・Wi―Fi環境・除菌対策・遮音設備などが充実している必要があると指摘する。
同サービスでは、企業のニーズに合わせた立地や設備を持つホテルを"サテライトオフィス"として提供し、専任コンサルタントがコロナ禍の新しい働き方のスタイルの提案も行う。ホテルの新たな活用方法の促進に寄与するとしている。
提携しているホテルは「ヒルトン東京」(東京都新宿区)、「APARTMENT HOTEL MIMARU 東京赤坂」(同港区)、「イビス大阪梅田」(大阪府大阪市)、「ホテルオークラ神戸」(兵庫県神戸市)、「THE BLOSSOM HAKATA Premier」(福岡県福岡市)、「JR九州ホテル ブラッサム那覇」(沖縄県那覇市)など。
料金は1部屋6000円からで、利用時間に応じて金額が変動する。問い合わせ、資料請求は専用サイトで受け付けている。