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トヨタ、C-HRを一部改良し、安全装備を充実 - クールな特別仕様車も設定

2020年08月17日 11:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
トヨタ自動車はこのほど、C-HRを一部改良するとともに、特別仕様車「G“Mode-Nero Safety Plus"」ならびに特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus"」を設定し発売した。

今回の一部改良では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」において、検知対象に歩行者(夜間)や自転車運転者(昼間)、そして交差点右折時に直進してくる対向車および、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者も加えたプリクラッシュセーフティを搭載した。

さらに、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制機能や、同社において国内初採用となる「緊急時操舵支援機能」も追加した。この機能は、自車線内の歩行者と衝突する可能性が高く、自車線内に回避するための十分なスペースがあるとシステムが判断した場合で、ドライバーの回避操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストし、車両安定性確保と車線逸脱抑制に寄与する。

そのほか、レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内の中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシストや、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促すロードサインアシスト、バックガイドモニターを全車に標準装備。それともに、快適温熱シート(運転席・助手席)、電動ランバーサポート、ナノイーなどの快適装備を「G」「GT」および「S“GR SPORT"」「S-T“GR SPORT"」に標準装備した。

また、Super CVT-i(7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付)を搭載した「S-T“GR SPORT"」を新設定し、ラインアップを充実させた。メーカー希望小売価格(税込)は、238万2,000円~314万5,000円。

特別仕様車は、「G」「G-T」をベースに、外装は、フロントスポイラー(ロア部)やアルミホイールなどにブラック塗装を施すとともに、内装では、シートやインストルメントパネル、ドアトリムオーナメントなどをブラック基調にするなどクールな仕様とした。

安全装備については、車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をディスプレイに表示し、後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターをはじめ、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ--静止物)や、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突の可能性がある場合、ブレーキを制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ--後方接近車両)などを特別装備した。

外板色は、特別設定色ダークブルーマイカを含めたモノトーン5色、ツ―トーン3色を設定。なお、価格においてはベース車と同価格とすることで、お買い得感ある価格設定とした。メーカー希望小売価格(税込)は、271万5,000円~304万5,000円。北海道、沖縄のみ価格が異なる。(エボル)