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F1第6戦スペインGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

2020年08月16日 18:41  AUTOSPORT web

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2020年F1第6戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第6戦スペインGP予選で6番手~10番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=10番手
 今週末もQ3に進出することができた。チーム全体にとってうれしい結果だ。金曜には快適に走ることができずに苦労していたから、なおさらうれしい。予選に向けて大きく前進することができた。

 Q2ではいい結果を出せたと思う。決勝にプライムタイヤを余計に1セット残しておくことにした。ソフトは4セットしかなくて、Q2の最初はユーズドで走らなければならなかったから楽ではなかったが、しっかり突破できたからすごくハッピーだ。

 Q3はかなりタイトだった。最終的には満足しているとはいえ、心の底にはがっかりしている部分もある。あと100分の数秒を稼ぐことぐらいできたはずだと、いつも思ってしまうからね。

 楽なレースにはならないだろう。でもいくつかポイントを稼いで、先週末に失った機会の埋め合わせをしたいと思っている。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=9番手
 この予選結果にはがっかりだ。今日はマシンが快適な状態ではなかった。予選の序盤は悪くはなかったが、しばらくしてアンダーステアが出てきた。セッションを追うごとにどんどん悪化していき、うまく対処することができなかった。

 調査をして、どうすれば修正することができるかを把握しなければ。9番手だなんて、期待外れの結果だ。クイックラップでも速さが足りなかった。

 明日の決勝はソフトタイヤでスタートする。このサーキットでベストなタイヤではないし、僕らの後ろのの集団はミディアムかハードスタートという最適な戦略を採るだろう。楽なレースにはならないだろうね。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=8番手
 悪くない予選だったけれど、もう少しいいタイムを出せる余地はあった。予選全体に満足はしているものの、Q3最後のランでロックしたのはよくなかった。ターン10の進入でほんの少し攻めすぎて、フロントがロックしたんだ。そこで失った0.1秒で、いくつかポジションを落とす結果になったのではないかと思うんだ。そのことは少し悔しいが、Q3に進出できたことには満足だよ。

 かなりの接戦のなか、Q3に進出できるだけの良い仕事をした。フェラーリの2台よりも前につけられたことも、喜んでいいことだ。でも彼らは僕らよりも間違いなく速いから、明日のレースはエキサイティングなものになるだろう。

カルロス・サインツJr. 予選=7番手
 チームにとって前向きな土曜日だった。マシンバランスには満足していたし、限界までマシンをプッシュすることができた。特にセクター1とセクター2はうまくやれた。昨日、エンジンを交換することを決めて、そのことが先週からの問題を解決したようだった。本当によかったよ。

 ただ、完璧なラップではなかったね。セクター3では、そのセクターでの自己ベストに少しタイムが足りていなかった。おそらくそこがうまくいっていれば、(アレクサンダー・)アルボンの前の6番手になっていただろう。とはいえ全体的にはいい予選だった。

 ラップの序盤は感触がよかったが最終セクターについては、リヤエンドが理想的ではなかったので調査を続けていく。

 明日に向けて改善するために、何ができるのかを考えていこう。全般的に良い一日だったけどね。暑い中での厳しいレースになると思うが、楽しみだよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=6番手
 もっと上を狙っていたから、今日の予選には大満足とはいえない。でも6番グリッドからならいいレースができるだろうし、過去2戦より改善が見られたのはよかった。

 このサーキットではオーバーテイクをするのがかなり難しいから、予選でもっと上のグリッドを確保することが重要だった。まだやるべき仕事があるし、僕自身が土曜のペースを改善する必要があるね。

 セッションを通してマシンが少し神経質な感じがした。Q3では2回目のランよりもユーズドタイヤで走った1回目のランの方が感触はよかった。分析し、理由を理解したい。

 明日はいいレースをしたいと思っている。オーバーテイクが難しいコースだから、戦略をうまく活用する必要がある。今週末はタイヤのデグラデーションの話題が頻繁に取り上げられているよね。しっかりタイヤを管理して走り、チームのためにたくさんのポイントを持ち帰りたい。