2020年F1スペインGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。
午前FP3では1分17秒737で3番手。Q1では3番手タイム1分17秒213、Q2では3番手タイム1分16秒518をそれぞれソフトタイヤでマークし、Q3に進出。Q3最初のランでは1分16秒292で暫定3番手、2回目のランではこのタイムを更新することができず、メルセデス2台に続く予選3番手となり、バルセロナでの予選自己ベスト記録を更新した。ルイス・ハミルトンのポールポジションタイムとの差は0.708秒だった。
フェルスタッペンは決勝はソフトタイヤでスタートすることになる。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
予選ではいい仕事ができたと思う。マシンからすべての力を引き出した。1ラップの速さではメルセデスに届かないことは分かっている。でもロングランではマシンの力をさらに引き出すことができ、ギャップは小さくなるんだ。今の僕は3番手の年間指定席券を持っているみたいになっている。週末を通してずっと3番手だからね。でも明日はもっと上のポジションを狙っていくよ。
昨日走ったロングランでは、マシンバランスとタイヤの摩耗に関して、とても満足していた。明日もそれが変わらないよう願っている。日曜も気温が高いけれど、今日ほどではないと予想されている。できる限りメルセデスの近くを走り続け、彼らにプレッシャーをかけるつもりだ。いい戦いができるといいね。
いい仕事ができるはずだ。メルセデスは相変わらずとても速いから、彼らに勝つのは簡単ではないけれど、諦めないよ。
(自身の公式サイトに対して語り)今回ギャップは0.7秒だ。でもこのところ1秒以上差をつけられていたことを考えると悪くない。
このコースはオーバーテイクするのがとても難しい。前のマシンに3秒以内まで近づくとグリップが大幅に低下する。1.5秒以内だともっと苦労する。だから戦略に頼る必要があるだろうね。彼らを苦しめるため、やれることはすべてやっていくつもりだ。
(予選後の会見で語り)自分のラップには満足だ。このマシンには高い競争力がある。改善の余地があるエリアはまだ残っているけれど、マシンを改良し続けていることは確かなので、それはいいことだよ。