2020年F1スペインGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=14番手/2=10番手だった。
FP1では26周走行し1分18秒888、FP2では40周のなかで1分18秒312を、それぞれソフトタイヤでマークした。
前戦70周年記念GPでレッドブルのパワーユニット(PU/エンジン)を戦略的な理由で交換したホンダは、今回アルファタウリ車に関しても同様の交換を行った。ガスリー車にはすでに5種類のコンポーネントに関しては2基目が投入済みだったため、今回は残りのエナジーストアの2基目が入れられた。「前ラウンドのレッドブル・レーシングの2基目投入と同様、戦略的な目的で、今後は1基目のPUと併用していきます」とホンダは説明している。今回の交換はペナルティ対象にはならない。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー フリー走行1=14番手/2=10番手
ポジティブな金曜日だった。たくさんの周回を走り、広範囲にわたるテストを完了することができた。
FP2では10番手のタイムを出したが、マシンに完全に満足してはいない。この数戦とは違って、自分の好みのバランスを見つけられずにいるんだ。だから明日の予選でいいポジションを確保するため、バランスを改善し、パフォーマンスを向上させることを目指して、作業に取り組む必要がある。