2020年F1スペインGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=5番手/2=12番手だった。
FP1では27周を走り1分17秒981、FP2では36周のなかで1分18秒404を、それぞれソフトタイヤでマークした。
ベッテルの不調原因を探るフェラーリは、70周年記念GPの後にシャシーをチェック、縁石を乗り越えた際に起きたと思われる小さな不具合があったとして、スペインGPで新しいシャシーに交換した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=5番手/2=12番手
複雑な一日だった。1ラップのペースに関してはそれなりに満足できた。午後に入るとラップをまとめるのに少し苦労したけどね。でも総合的にはマシンの感触は良くなっている。
今日はいくつかのことを試し、明日に利用できそうなことを学んだ。予選でどのあたりの順位に入れるのか、見ていこう。
レースペースに関しては問題なさそうだが、やるべき作業はまだ残っている。今回はタイヤマネジメントがカギになるだろう。高い気温が続くと予想されているので、簡単にはいかないだろうね。
(走行後の会見で語り)求めていた答えがすべて出たわけではない。でも全体的に見て、物事が以前よりは理にかなうようになってきた。金曜にはいろいろなことを試すので、状況が落ち着いてから確認しよう。明日にでもね。