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カーディ・Bの下品すぎる新曲に物議「彼女達の将来を不安に思う」の声も

2020年08月14日 15:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カーディ・B&ミーガン・ジー・スタリオンのコラボ曲『WAP』(画像は『Cardi B 2020年8月4日付Instagram「Single droppin this Friday!」』のスクリーンショット)
数日前にファン待望の新曲『WAP』をリリースした人気女性ラッパーのカーディ・B(27)。同曲MVには、カーダシアン&ジェンナー姉妹の末っ子カイリー・ジェンナーや活動休止中のフィフス・ハーモニーのメンバー、ノーマニらがサプライズ出演したことで話題になっているが、その下品すぎる歌詞が物議を醸している。

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カーディ・Bが現地時間8月7日、女性ラッパーのミーガン・ジー・スタリオン(25)とのコラボ新曲『WAP』をリリースした。この『WAP』は濡れた女性器(Wet-ass pussy)”の頭字語だが、そのあまりにも下品すぎる歌詞は評論家達の間で物議を醸しており、ラジオ放送時には放送禁止音が多用されるほどであった。

「ヤリマンが何人か家の中にいる」というイントロから始まり、「Pussy(女性器)」という俗語が何度も出てくる生々しい歌詞は次の通りである。

「セックスしようよ、ニガー(黒人を指す蔑称)。さあ始めましょう」
「とても大きくてとても硬いわ」
「あなたの顔の前にこのアソコを近づけて、クレジットカードを引くように鼻をこする」
「アソコが濡れているわ、飛び込んできて」

英『BBC』のラジオでは、音楽チャートのトップ5にランクインした同曲の発表時に、多くの「ピー」という音を加えたクリーンバージョンを流したという。番組司会者のケイティー・シスルトン氏は「我々のチームはこのような修正をかけて正しい処置をしたと思います。汚い言葉だからね」と苦笑いしながらコメントした。

さらに米ニュース解説者で保守派の評論家ベン・シャピーロ氏も、番組放送時に歌詞を読み上げ「これがフェミニストが争ってきたものです。これがフェミニスト達の活動の全てであり、もし別の言い方をするならそれはあなたが女性差別主義者だからです。そうでしょう?」と持論を述べており、Twitterでトレンド入りしていた。

その他にも米カリフォルニア州共和党の下院議員候補者、ジェームズ・ブラッドリー氏は「カーディ・Bとミーガン・ジー・スタリオンの新曲を偶然にも聴いてしまったけど、私は自身の耳に聖水を注ぎたくなる気持ちです。これが女性のロールモデルとなるならば、彼女達の将来を不安に思います」とツイートした。

このように否定的な意見が飛び交ったが、同曲はすでに「Apple Music」や「Spotify」などで首位を獲得している。

ちなみにカーディは、賛否両論の意見が寄せられたシャピーロ氏の発言を知って「保守派が『WAP』に夢中になっているなんて驚きよ」とツイートしている。



画像は『Cardi B 2020年8月4日付Instagram「Single droppin this Friday!」、2020年8月13日付Instagram「PINK & YELLOW」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)