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新型コロナで公共交通機関を敬遠 自家用車や自転車の利用が増加

2020年08月12日 20:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ナイルは8月12日、公共交通機関の利用状況に関する調査結果を発表した。調査は7月17日~8月3日に、男女2080人から回答を得た。

新型コロナ流行前に主に利用していた移動手段を聞いたところ、最も多かったのは「自家用車」で45.4%。次が「公共交通機関」(30.7%)、「自転車」(10.5%)となっている。

「密で閉鎖空間なので感染リスクが高い」

現在利用している手段を聞くと、「公共交通機関」が23.6%で、コロナ前から7.1ポイント減少した。一方で「自家用車」は50.0%で4.6ポイント上昇した。「自転車」についても、11.7%で微増した。

公共交通機関の利用が減った理由を聞くと、「感染リスクがあるから」が最も多く54.8%だった。以降は「外出自粛・外出予定が無くなったから」(23.0%)、「在宅勤務・休校になったから」(17.0%)と続いた。

具体的には

「密で閉鎖空間なので感染リスクが高い」
「公共交通機関を使わなければならないような外出はしなくなった」

といった声が寄せられた。「自家用車」や「自転車」の利用が増えた理由については、どちらも「密を避けたい」が7割前後で1位となった。