生きていれば、さまざま場面と遭遇するものだ。なかには「死ぬ思いをしたことがある」という人もいるだろう。キャリコネニュース読者である40代男性からは、「川で溺れそうになって死ぬかと思った」といった声が寄せられている。ほかには、
「人間関係のトラブルで過呼吸になり、危なかったです」(30代女性/自営業・自由業)
「ファストフード店に勤務しています。気温が高かった日に、外に出て行うドライブスルーの対応。マスクをしたまま3時間以上もノンストップで注文を受け続けました。次第に意識が朦朧とし、そのまま倒れてしまうのではないかとさえ思いました」(20代男性/正社員)
と仕事関係での経験談も続いた。建設会社に正社員として勤務する50代男性も「今がそうです」という一人だ。(鹿賀大資)
「残業は月150時間以上」長距離の車通勤に疲弊
現場監督をする男性は現在、遠距離の車通勤を強いられている。ちなみにその現場というのは、5月末までは泊りがけの出張で通っていた場所だ。それを本社から「予算が残り少なくなったので車通勤にしてくれ」と指示された。
「現場まで片道70キロ、往復で140キロです。都内を抜けるルートのため、渋滞回避を想定して朝の5時前に家を出発。職場には6時過ぎに到着している毎日です。職場を出るのは早くて21時。作業員が帰った後に書類整理を始めますから。残業は確実に月150時間以上。でも申請できるのは40時間までです」
「眠気に襲われ駐車場で仮眠のつもりが、3時間以上も寝落ち」
日中も強い日差しの中、安全管理や品質管理など、ほぼ現場での立ち会い仕事を要する。それに加えて、熱中症と新型コロナウイルスの対策におけるマスクの併用で「フラフラになる」という。休日については、
「工期の関係で日曜日だけは作業がありません。唯一の休みは、睡眠不足を補うために寝ています」
というものの、
「休み明けの月曜日からまた気温が高くなると、すぐに疲れがたまります。帰宅時の走行中に強い眠気に襲われ、パーキング場などに駐車して車の中で仮眠をすることも。先日は気付いたら3時間も仮眠していて、日付が変わっていました」
とのことだ。男性は「身体を壊す以前に、疲れによる居眠り運転で事故死になりそうです」と書いている。
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