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メルカリが台湾への越境販売開始、東南アジア最大のマーケットプレイス「ショッピー」と連携

2020年08月12日 15:42  Fashionsnap.com

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メルカリのロゴ Image by: メルカリ
メルカリが、越境ECサービスのサポートを行うビーノス(BEENOS)と協業し、東南アジア・台湾で最大のマーケットプレイス「ショッピー(Shopee)」を通じて台湾で越境販売を開始する。台湾からショッピーのサイト上でメルカリの一部商品を購入することができる。


 ショッピーは、2015年にシンガポールで開設されたECプラットフォーム。現在は台湾やシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンで事業を展開している。 
 メルカリは、昨年11月に開始した100ヶ国以上での越境販売による業績の成長を背景に、特定の国や地域で日常的に利用されるプラットフォームでの販売を決定。まずはアジア圏からの需要を見込み、ショッピーとの連携を決めたという。越境販売では、メルカリに出品された商品の一部をショッピーの台湾のサイトに表示し、注文が入るとビーノスが代理で商品を購入。その後商品は台湾の注文者に届けられる仕組みだ。今年4月に越境販売の実証実験を行ったところ、高級ブランドのアイテムやキャラクターグッズ、ファングッズ、ゲームソフトが特に人気があったという。
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