「ブルガリ(BVLGARI)」が、ウイルスの研究を支援するための資金援助プログラム「ブルガリ ウイルスフリー ファンド」を始動した。
ブルガリ ウイルスフリー ファンドでは、様々な種類のウイルスがもたらす疾患の治療と回復に関する研究を進める機関を支援。これまで多数のワクチンを開発してきたオックスフォード大学のジェンナー研究所や、最先端の顕微鏡を備えるローマのラザロ・スパランツァーニ病院などに資金提供を行う。
このほか、新型コロナウイルスの研究を行う大学院生や博士課程を修了した研究者を対象とした2種類の奨学金を用意。新型コロナウイルスや関連するウイルスに有効な新しい治療、薬、ワクチンの開発および臨床試験をサポートするという。
なお、ブルガリはこれまで新型コロナウイルスの感染拡大を受けた取り組みとして、ローマのラザロ・スパランツァーニ病院の研究部門への寄付や、ハンドジェルのヨーロッパ医療機関への寄付、東京都内の感染症指定医療機関への弁当の無償提供などを実施してきた。
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