2020年F1 70周年記念GP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは12位だった。11番グリッドからハードタイヤでスタート、直後にスピンを喫し、最後尾に落ちた。22周目にハードに、33周目にミディアムに交換し、52周のレースを走った。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=12番手
今日はベストを尽くした。あいにくターン1でスピンしたが、あの時何が起きたのか分からない。ヒットされたのかと思ったが、実際には縁石で、その時、突然コントロールを失った。
とはいえ僕らは戦略面でもっといい仕事ができたのではないかと思う。最初のピットストップの後、トラフィックのなかで走る羽目になり、そのために2回目のピットストップを早めなければならなかった。結局ミディアムで20周走ることになったので、最適な選択ではなかったと僕は感じている。
全体的にレースは厳しかった。望んでいた位置に戻ることができなかったのが残念だ。
(ピットストップの後、渋滞のなかに戻った際に、無線で「君たち、しくじったぞ」と言ったことについて、レース後に説明し)今朝、トラフィックのなかに戻るのが分かっていてピットに入るのは無意味だという話をした。でもまさにそれをしてしまったんだ。
しかもハードタイヤに交換して10周ぐらいしか走らなかった。支離滅裂だ。なぜハードで10周走った後、ミディアムで20周走るのかということだ。そのせいで終盤タイヤがだめになってしまった。