8月8日、2020年MotoGP第4戦チェコGP MotoGPクラスの予選がブルノ・サーキットで行われ、LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は17番手に終わった。
金曜のフリー走行で総合9番手と好調なスタートを切った中上だが、土曜日のフリー走行3回目では12番手。トップから1秒差に17台がならぶ大接戦となり、トップ10に入れずフリー走行から直接Q2進出とはならなかった。
続く予選Q1ではQ2進出可能なタイムをマークしたが、ベストタイムをマークした周回でトラックリミットのペナルティを受けベストタイムが抹消。その結果、セカンドタイムの17番手でセッション終了となった。
中上は前戦アンダルシアGPで自己ベストリザルトの4位でフィニッシュ、今週末のチェコGPでは後方からの追い上げを図る。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶 予選17番手
「Q1でかなりいいラップタイムを刻むことができたのでQ2に進めると思っていました。しかし、ベストタイムをマークしたときに、グリーンの部分に乗ってしまい、Q2に進出できるはずのベストタイムがキャンセルされてしまいました。17番手というグリッドはとても残念ですが、決勝に向けて、できるだけ準備はしてきました」
「おそらく、明日も難しいレースになると思うので、いいスタートを切って、最後までしっかり走りきろうと思っています。今回もラップタイムが接近しています。タイヤを持たせる走りは難しいですが、ミスをしないように集中したいです。最低限の目標はレースを完走することですが、いい結果を出せるように全力を尽くします」