2020年F1 70周年記念GPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=7番手/2=14番手だった。
FP1で21周を走り1分27秒498、FP2で30周のなかで1分27秒198を、それぞれソフトタイヤでマークした。
ベッテルは、FP2残り約5分というところで、トラブルによりコース脇にマシンをとめた。フェラーリによると、エンジントラブルが発生したということだ。「徹底的に分析し、トラブル原因を探るため、ダメージを負ったエンジンはマラネロのファクトリーに戻す」とフェラーリは述べている。エンジン交換が必要になるが、ベッテルはペナルティは受けない。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=7番手/2=14番手
今日はいくつかのことを試し、全体的には先週よりはいくらか満足できている。とはいえ現時点で僕らの競争力は高いとはいえないので、どういう作業ができるのか、データを調べていく必要がある。
ソフトタイヤ装着時のマシンは、最初のラップこそいい感じだが、その後、難しくなってしまう。レースのためにハード寄りのコンパウンドを残しておきたい。予選でのポジションを確認してから、レースに向けての作戦を決めていく。
マシンを改善させるにあたってカギとなる箇所がいくつかある。小さなことだけど、そこに取り組んで、多少競争力を上げることができればと思っている。
エンジントラブルは、本当に突然の出来事だった。原因を探る必要があるが、そのエンジンを分析のためマラネロまで送らないといけないので、時間がかかるだろう。