NEXERは8月6日、うがい薬に関する調査結果を発表した。調査は8月上旬にネット上で実施し、大阪府の吉村知事が4日に開いた会見内容を知っていた460人から回答を得た。
会見を受けて「ポビドンヨードを含んだうがい薬を買おうと思った」(20.2%)と答えた人は2割程度だった。
「購入したものの使っていない」という人も
だが、実際に「買おうとした」(9.1%)という人は1割にも届かない。9割以上の人は行動に移していなかった。
「実際に買った(買えた)」(2%)という人はさらに少ない。購入した9人のうち、コロナ対策としてうがい薬を使用しているのは8人だった。残りの1人は、購入したものの使っていないという。
WHO神戸は5日、ツイッターの公式アカウントでうがい薬は「感染を予防できる科学的根拠はない」とする見解を投稿。唾液に含まれる特定の微生物を数分間除去できるものもあるが、感染予防を意味するわけではないという。