アルファロメオF1のリザーブドライバーを務めるロバート・クビサは、2020年第5戦70周年記念GPの金曜フリー走行1回目を担当する。クビサのFP1での走行は、これで5レース中3度目。彼はアントニオ・ジョビナッツィのマシンでシルバーストンを走行する。
クビサはシュタイアーマルクGPとハンガリーGPでのフリー走行でも走行距離を重ねており、アルファロメオはC39のパフォーマンス改善に役立つであろう、クビサの貴重な技術的フィードバックを頼りにしている。
「この忙しいシーズン序盤で、再びステアリングを握ることができてうれしい」とクビサは語った。
「F1マシンをドライブすることはいつだって特別だけど、シルバーストンのような場所だとなおさらだ」
「このコースにはたくさんの歴史が詰まっていて、ドライバーとマシンの両方が試される。モータースポーツの偉大な開催地のひとつであり、たとえファンがいなくても、ここを走ることにはワクワクさせられる」
「でも僕の一番の目的は、チームのマシン開発に貢献することであり、それは変わらない」
アルファロメオでは今季はこれまでに、ジョビナッツィがオーストリアGPで1度トップ10入りしたが、彼も経験豊富なチームメイトのキミ・ライコネンも予選Q2進出を果たすことができずにいる。
「今週末、ロバートがマシンに戻ってくれるのをうれしく思う」とチーム代表のフレデリック・バスールは述べた。
「彼はこれまでの走行で、最高のクオリティのフィードバックを提供してくれた。マシンに乗っている時も、技術面のミーティングの際も、彼の仕事は非常に役に立っている」
「ロバートはシルバーストンを熟知している。シーズンが進むにつれて我々が前進できるよう、彼が貢献してくれると確信している」