結婚相手に求めるのは、経済力かそれとも――。ガールズちゃんねるに7月26日、「理想が高くて彼氏がいない人」というトピックが立った。トピ主は、イケメンしか好きになれず、これまで言い寄ってきた男性はすべて断ってきたという。
妥協して交際してみようと思うものの、妊娠してしまうことを恐れている。何より「今までイケメンとつきあいたくて努力してきた私の人生が全部無駄になるし一生後悔して生きるかもしれない」と考えてしまい、イケメンへの執着心を捨てられないようだ。(文:石川祐介)
「40歳を過ぎたら誰も言い寄って来なくなる」と警告する人も
トピ主同様に「私もブスのくせに、付き合う相手は芸能人並みの美形じゃないと無理というくらい理想が高いから高齢喪女になりそうで怖い。今出会いすらないけど」と容姿を重視する人は多い。理想と現実の折り合いが付けられない女性は一定数いるようだが、こうした人たちに対して
「あなたのようなタイプの女性を知ってます。その方は50代後半ですがまだ独身で彼氏もいないらしいです。相手を選び過ぎるのは傲慢だと思います。自分の女性としての価値を客観視しましょう」
とチクリと警告する人もいた。確かに理想を追求しすぎるあまり独身のまま年を重ねていては、自身の老化も進んでハードルが高くなる一方だ。
「そんなこと言ってるうちに40歳過ぎて、言い寄って来る人もいなくなるよ」
「どーすんだそのまま高齢未婚になったら、だいたいの女性は年齢重ねれば重ねるほどイケメンやハイスペは捕まえにくくなるよ。顔だけならまだヒモ希望とかならいてるかもしれないけど」
"若さ"は婚活市場において大きな武器の一つと言える。今、この瞬間が最も若いタイミングであり、四の五の言っている時間は少ないだろう。
「なぜイケメンと付き合いたいのか」と自問自答しては?
一方、無理に自分を変える必要はない、と勧める声もみられた。
「好きでもない人と付き合っても苦痛なだけ。好きな人いないなら一人でいればいいじゃん」
「いいんじゃない?そのまま貫けば、そのうち好みも変わって、その辺の男がストライクゾーンになるよ」
中には「付き合っていくうちにだんだん好きになっていく」という人もいるだろう。だが、すべての人が該当するわけではない。「イケメン」という要素を変えずに、希望年収を下げるなどの工夫をしてみても良さそうだ。
また、まずは「なぜイケメンが良いのか?」ということを自問自答してみてはどうだろか。頭に浮かぶ願望ではなく、その願望を作っている深層心理と向き合うと、婚活が一気に楽になるかもしれない。