アメリカ老舗百貨店のロード＆テイラーが破産法申請、親会社のLe Tote社も

アメリカ老舗百貨店のロード＆テイラー（Lord + Taylor）が現地時間8月2日、米連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請したと複数の海外メディアが報じた。負債額は約1億3800万ドル（日本円で約146億円）。

　報道によると、1826年に創業したロード＆テイラーは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米政府の申請により、今年3月から現在までアメリカ国内の38店舗すべてを臨時休業。経営の立て直しが計画通りに進まなかったことを受け、今回の破産申請に至ったという。なお、ロード＆テイラーはハドソンズ・ベイ・カンパニー（以下、HBC）が運営していたが、昨年8月ファッションのサブスクリプションサービスを展開するLe Tote社に売却。今回Le Tote社も同様に連邦破産法11条の適用を申請している。
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