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【週末なに観る?】憂鬱な気分も吹き飛んじゃう。「雨のシーン」が印象的な映画を3つピックアップしました♡

2020年07月31日 20:01  isuta

isuta

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今年の梅雨はだいぶ長く続き、天気予報を見るたびに憂鬱な気分になっていた人も多いのではないでしょうか?

雨の日はどうしても気分が落ち込んだり、テンションも低くなったりしてしまいがち。

しかし、そんな「雨」によって素敵なシーンが生まれた映画もたくさんあるんです♡今回は雨のシーンが印象的な3本の作品をご紹介します。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

illustration by Sachiyo

学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)のインタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。ニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、ポラードに新作の試写に誘われた彼女が約束をキャンセルするなど、次々と予想もしていなかった出来事が起きる。(シネマトゥデイより)

最初にご紹介するのは、2020年7月から全国公開されている「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」。アメリカのニューヨークを舞台に、甘くて苦い恋のストーリーが展開されます。

タイトルにも入っている通りこの作品は「雨」のシーンが多く描かれており、どれもとても印象的。

雨が降り始めることによって雰囲気がガラリと変わったり、すれ違いや急接近といった展開が起こっていきます。ニューヨークといえば都会的なイメージがありますが、雨が降るだけでこんなにもロマンチックになるなんて…と、とっても驚きでした。

特におすすめのシーンは、主人公のギャッツビーがピアノを弾きながらジャズの名曲「Everything happens to me」を歌うシーン

雨降って少し暗い部屋の中で、しっとりと歌う彼の雰囲気がたまらなくおしゃれなんです◎ 

観終わったあと、きっと「たまには雨も悪くない」と思えるはず。映画館から出たあと、もし雨が降っていたら不思議とふふっと笑ってしまいそうですよ♩

公式サイト:https://longride.jp/rdiny/

きみに読む物語

illustration by Sachiyo

家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。(シネマトゥデイより)

至極の恋愛映画といえば、この作品を挙げる人も多いはず。「きみに読む物語」の冒頭部分は高齢の男女が登場し、男性が女性にお話を読み聞かせるところから始まります。

映画で描かれているのは、その夫婦の愛の物語。病気によって最愛の人のことを忘れつつあるアリーに対し、ノアは自分たちの思い出を聞かせているのです。

10代の頃に出会い、ノアの大胆なアプローチによって付き合うことになった2人。しかしその幸せは長くは続かず、2人は離れ離れになってしまいます…。

この映画の目玉とも言える、後半の2人のシーンで欠かせないのが「雨」。快晴ではなく、雨を降らせることによって2人の心が動き、一気に展開していくのがわかります

たまらなく芸術的で色っぽくて、虜になってしまうこと間違いなしです。

涙なしには観られない作品ですが、決してバッドエンドはないのでご安心を。こんな風に生涯愛する人に出会いたい…と思えるような素敵な恋愛映画です♡

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恋は雨上がりのように

illustration by Sachiyo

陸上競技に打ち込んできたが、アキレス腱のけがで夢をあきらめざるを得なくなった高校2年生の橘あきら(小松菜奈)。放心状態でファミレスに入った彼女は、店長の近藤正己(大泉洋)から優しい言葉を掛けてもらったことがきっかけで、この店でアルバイトを始めることにする。バツイチ子持ちである上に28歳も年上だと知りながらも、彼女は近藤に心惹(ひ)かれていく。日増しに大きくなる思いを抑え切れなくなったあきらは、ついに近藤に自分の気持ちを伝えるが……。(シネマトゥデイより)

最後にご紹介するのは、2018年公開の「恋は雨上がりのように」。怪我によって陸上を諦めたあきらが、恋を通して少しずつ成長し、新しい一歩を踏み出していくストーリーです。

あきらが恋をしたのは、うだつが上がらないファミレスの店長・近藤。ほかの人から見ると冴えない店長ですが、雨が降る中彼女に傘を差し出してくれたのが近藤であり、そのふとした優しさに惹かれていきます。

雨が降っていたからこそ、出会えた2人。真っ直ぐすぎるほど純粋な思いを抱くあきらと、夢を諦めてパッとしない生活を送っている近藤の関係がどうなっていくのか、目が離せなくなっていきます。

本作で描かれているのは恋愛模様だけではなく、一度「雨宿り」をして立ち止まったあとに、また進みだすという点。雨は次への一歩を踏み出すために、必要な時間なのかもしれませんね。

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雨が好きになるかも♡

今までは雨にいいイメージがなかった人も、これらの映画を観たら印象が少し変わるかも。

長い梅雨が終わったら、太陽が輝く夏がやってきます。そのときまで、「雨」の時間を楽しんでみませんか?

ライター manami 新潟生まれ横浜在住のライター/フォトグラファー。旅といちごとお酒が大好きで、生粋の方向音痴ながらふらふらと旅をしています。   Twitter デザイナー Sachiyo 南米育ちの旅好きデザイナー。手書き文字やレタリング、イラストも。自由で欲張りに好きなことをして暮らしてます。   Twitter