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「ファイブノット」がオリジナルテキスタイルの残布を活用するプロジェクトを始動、第1弾はタペストリーを製作

2020年07月31日 02:02  Fashionsnap.com

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デザイナーの鬼澤瑛菜と西野岳人によるブランド「ファイブノット(5-knot)」が、残布などを活用してアイテムを製作するプロジェクト「マクラメ・バイ・ファイブノット(macramé by 5-knot)」を始動する。8月2日から、第1弾のアイテムをファイブノットの公式オンラインストアで取り扱う。

 マクラメ・バイ・ファイブノットでは、鬼澤と西野の「時間をかけて作った生地が一方的に捨てられることが悲しい」という思いからスタート。コレクションの制作に使用したオリジナルテキスタイルの残布や廃棄糸などから、ハンドメイドで新しいアイテムを作るという。
 第1弾では、2020年春夏コレクションの生地を細紐や短冊状にしたものや、紡績工場から回収した廃棄素材を使用。マクラメレースの手法を取り入れ、タペストリーを製作した。プロジェクトのイメージヴィジュアルやコンセプトムービーの制作には、デザイナーと交流のあるフォトグラファーなどが参加しており、ブランドの公式インスタグラムで順次公開している。プロジェクトで得た売上金の一部は、海の環境改善保全に取り組む団体に寄付。プロジェクトは今後、メインコレクションとは異なる形で継続していく。
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■ファイブノット:公式サイト