今回のテストでは2台のみの出走となったST-TCRクラスは、KIZUNA/千代勝正/安田裕信組のWAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSが植松忠雄/井出有治/川端伸太朗/野尻智紀組のF・Link Home CIVIC TCRを0.883秒上回るタイム1分50秒231を記録している。
ST-1クラスのトップタイムを記録したのは2020年シーズンより参戦する蒲生尚弥/豊田大輔/小倉康宏/矢吹久/河野駿佑組のROOKIE Racing GR SUPRAだ。蒲生がステアリングを握り、ST-Zクラスの最速タイムを2秒近く上回る1分47秒325を記録。クラス2位のFMR Cayman GT4に対しても2秒439という大きなギャップを築いており、スーパーGTに続いてピレリスーパー耐久でもGRスープラのデビューウインが実現しそうな勢いだ。
ST-2クラスは⼤澤学/後藤⽐東⾄/⽯坂瑞基/鶴賀義幸組のDAMD MOTUL ED WRX STIが1分54秒925を記録し、トップタイムを記録。しかし、2020年シーズンから参戦する井⼝卓⼈/佐々⽊雅弘/MORIZO組のROOKIE Racing GR YARISとのギャップは0.257秒しかない。8連覇を狙うDAMD MOTUL ED WRX STIにとって強敵となりそうだ。