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話題の「酸素缶」が耐熱・耐冷実証実験クリアし、高い安全性を実証

2020年07月30日 16:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
VIGO MEDICALはこのほど、同社が販売する「酸素缶」の耐熱・耐冷検査試験を実施し、安全性の高い実証実験結果が出たとの報告を行った。

創業当初から⾼濃度酸素を研究してきた同社が製造する「酸素⽸」は、「空気中の酸素濃度21%よりも⾼い割合の⾼濃度酸素が濃縮」「業界最長の消費期限5年」「医師の推奨、スターオブライフ認証」「耐熱・耐冷試験済みで真夏や真冬の⾞内でも使⽤可」の4つの特徴がある。 夏場の車内や施設での熱中症や、「隠れ酸欠」対策として注目の商品だ。

今回の試験は2019年12月13日および20日、試験機として恒温槽(JM-8C-S)を用いて実施。試験機関は、Sevenseeds(耐熱・耐冷時の状態維持試験)、小池化学(耐熱・耐冷試験後の品質維持確認)の各社。試験缶:(1)フィルムパッケージあり(新品状態)6本、(2)フィルムパッケージなし(使用中状態)6本の合計12本を、それぞれ3本ずつ×耐熱(80℃)と耐冷(-40℃)で検証した。

試験1「高温下での安全性試験」は、高温(平均80℃)5時間耐熱試験で、酸素缶:フィルムパッケージあり3本、フィルムパッケージなし3本(内1本、10秒噴射)合計6本にて検証。酸素缶標準仕様:2S/50-60回(連続噴射2分)。

試験2「低温下での安全性試験」は、低温(平均-40℃)3時間耐冷試験。酸素缶フィルムパッケージあり3本、フィルムパッケージなし3本(内1本、10秒噴射)合計6本にて検証。酸素缶標準仕様:2S/50-60回(連続噴射2分)。

結果は試験1、2のいずれも、(1)缶の変形や破裂→ともにフィルムの破れ、変形なし。(2)フィルムあり・なし→ともに噴射時間2分継続により異常なし。

同社は考察結果として、「高圧ガス保安法により、『酸素缶』の長期保管温度は40℃以下であるとされているが、上記試験の結果により、車中での使用における瞬間的に高温放置された場合でも、変形・破裂・使用不可などは生じないと判断されます」。

「これにより、弊社酸素缶の夏場での車内使用および冬場や寒冷地での車内使用、放置にはなんら問題がないものと言えます。脳の酸欠による運転時の居眠り運転防止にも繋がります。また、マスク着用による熱中症対策にも最適です」とコメントしている。(エボル)