7月30日、全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT GT500クラスで活躍するトムスは、2020年より選手権がスタートする『FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP(フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ)』に、ドライバー育成プログラム『TOM’S YOUTH』として古谷悠河を擁しフル参戦することを発表した。
日本はもとより、世界でもトップチームのひとつとして活躍しているトムスは、これまで全日本F3選手権などで若手育成にも力を入れてきた。
そんなトムスが、より多くの人材を発掘、育成するべくドライバー育成プログラムを発足させた。『TOM’S YOUTH』と名付けられたチームは、2020年にFIA-F4に挑戦することが決定しているが、今回新たにフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップにもフル参戦することが発表された。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは、従来のF3に代わるカテゴリーとしてFIAが導入を進めている『FORMULA REGIONAL certified FIA』の日本大会として2020年より選手権がスタートする。
シャシーは童夢製の『F111/3』を使用し、エンジンやタイヤもワンメイクでドライバーの技量を競う同選手権は、頭部保護デバイス“ヘイロー”の装着など、最新の安全基準に適合した車両で争われる。
このシリーズに、トムスが独自に進めているドライバー育成プログラムであるTOM’S YOUTHが、「活躍の場を広げ、よりドライバーの技術と経験値を向上させる」ことを目的にフル参戦を行う。
起用されるドライバーは、すでに同チームからFIA-F4への参戦が決まっている20歳の古谷悠河。あわせて公開されたマシンのイメージ画像ではカラーリングも確認でき、トムス伝統のグレーとレッドのラインが施されている。
7月28日に公開されたエントリーリストでは、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ最年少となる古谷だが、どんな走りを見せてくれるのか期待したいところだ。