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永瀬廉がママチャリで伊藤健太郎と対決 『弱虫ペダル』新場面写真公開

2020年07月24日 09:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2020「弱虫ペダル」製作委員会 (c)渡辺航(秋田書店)2008

 8月14日公開の映画『弱虫ペダル』より、新たな場面写真が公開された。


【写真】伊藤健太郎と坂東龍汰


 本作は、2008年に『週刊少年チャンピオン』にて連載が始まり、現在までで64巻が既刊されている渡辺航の人気コミックを初めて実写映画化するもの。主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちのために、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。


 主人公の小野田坂道役でKing & Princeの永瀬廉が主演を務め、坂道のライバル・今泉俊輔役を伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役を橋本環奈が演じるほか、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets)、皆川猿時が出演する。


 このたび公開されたのは、アニメ好きで自転車レース経験のない坂道と、自転車競技部・期待の新人エースで努力型の天才である今泉が出会い、ともに裏門坂を自転車で走るシーンの場面写真。ママチャリで激坂を登る坂道に対して、初心者相手でも絶対に妥協しない今泉のお互いの性格が表れている。


 永瀬はまだ寒い時期のクランクイン前から自転車練習を繰り返してきた。急な坂を上る撮影でもスピード落とさず登り切った撮影を終えた際には、「今日の激坂はとにかくキツかった! でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」とコメント。「青春の尊さやがんばろうという気持ちを思い出させてくれる作品になっていると思う」と語る。


 総北の期待の新人エース・今泉を演じた伊藤は、原作を飛び越えた実写を作り上げたいと、忙しいスケジュールの合間を縫って「体力というよりも気持ちでどれだけ行けるかという状況でした」と語るほどに自転車を猛練習。苦労の甲斐あって「苦しい表情もあると思いますが、それもお芝居の域を超えたものなので、ぜひ観ていただきたいです」と自信をのぞかせている。


 そして、関西出身で「浪速のスピードマン」の異名を持つ鳴子章吉を演じた坂東も、ムードメーカーとして寒い屋外での撮影でもキャストやスタッフを全力で盛り上げた。みんなを笑わせたり、永瀬からもいまだに「鳴子くん」と役名で呼ばれるようにまさにハマり役となったようだ。


 先日開催されたキックオフイベントでは、永瀬が伊藤、坂東の1年生チームで神社へ参拝したエピソードを披露。「恋みくじをひいたら、(永瀬は)『大吉』が出て」と切り出すと、坂東が「自分は『小吉』だった」と続け、伊藤が「2人の真ん中だったので『中吉』だな」と息ぴったりな掛け合いを見せ、永瀬が「その後にコンビニで傘を買ったり、焼き肉いったり……。あれは青春でした」と撮影中の思い出を笑顔で振り返っていた。


※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記


(リアルサウンド編集部)