ジェイックは7月21日、大学中退者に関する調査結果を発表した。調査は2019年4月~20年3月に実施し、同社のサービス利用者248人から回答を得た。
中退者のうち留年の経験があるのは55.6%。留年率は「文系」(52.3%)に比べ、「理系」(63.2%)の方が10ポイント以上高かった。
進学した理由、多かったのは「なんとなく」
留年の理由を聞くと、文系では「サークルや部活、バイト等に熱中したから」(51.5%)が最多。に2位には「授業内容に興味が持てなかったから」(26.6%)が続いた。
一方、理系の最多は「授業についていけなかったから」(48.0%)。次いで「授業内容に興味が持てなかったから」(30.0%)が続いた。
進学した理由については「なんとなく」「親や先生に言われて」「進学するのが当たり前だと思った」が計37.5%。このほかに「学歴が欲しかった」(23.4%)、「資格を取りたかった」「就活に有利になると思った」「仕事に役立つと思った」(計20.6%)などが挙がった。