元宝塚歌劇団・星組トップスターで女優の柚希礼音(41)が、18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)との思い出をインスタグラムに綴っている。所属事務所が同じ三浦さんとは、エイズ啓発ライブイベント『Act Against AIDS「THE VARIETY」』の舞台でデュエットを披露しているが、リハーサルでの紳士的な態度が忘れられないという。
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俳優の岸谷五朗を中心に「一人でも多くの方にAIDSへの関心を持っていただきたい」と呼びかけて、1993年からスタートした『Act Against AIDS』のチャリティーコンサート「THE VARIETY」。このコンサートではミュージシャン、俳優、タレントらが無償で出演し、コンサート収益の全てがエイズに関する支援として寄付されてきた。三浦春馬さんは地球ゴージャス(岸谷と寺脇康文による演劇ユニット)プロデュース公演に2009年、2012年と出演してきたなかで「THE VARIETY」への参加も増え、近年では欠かせない存在となった。なお『Act Against AIDS』は、今年7月20日をもって27年間の活動を終了。2021年からは名称を『Act Against Anything』に変更し、エイズ以外の幅広い支援へと切り替えてチャリティー活動を続けていくという。
柚希礼音が三浦さんと舞台でデュエットしたのは、2018年12月に日本武道館で行われた『Act Against AIDS 2018「THE VARIETY 26」』だ。20日の『柚希礼音 ReonYuzuki reonyuzuki_official Instagram』で三浦さんとのツーショットを2枚公開し、「いまだに信じられないまま、時が過ぎています…」と彼の死を受け入れられない胸のうちを明かした。また「THE VARIETY」でデュエットした際には、「キーの相談をしている時に、“どのキーでも完全に僕が合わせます”と言ってくださり」、「なんという包容力と温かさと、男らしさと、とてつもない優しさに感激した」と三浦さんとの素敵なエピソードを披露している。