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マツキヨ専売ブランド「アルジェラン」のスキンケアシリーズと「ザ パブリック オーガニック」が刷新、9月から展開

2020年07月20日 20:52  Fashionsnap.com

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「アルジェラン」9月に発売する新製品イメージ Image by: カラーズ
カラーズ(COLOURS)が、マツモトキヨシ専売コスメブランド「アルジェラン(ARGELAN)」のスキンケアシリーズと自社ブランド「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」を初めてリブランディングする。7月20日の今日行われたオンラインプレス発表会で詳細が発表された。
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 2012年にデビューしたアルジェランは「オーガニックを日常に」をコンセプトに設定。肌に変化が現れやすい20代後半~40代をターゲットに、オーガニック植物原料を使用したヘアケアやボディケア、スキンケア、リップなどを低価格で展開し、2019年にはマツモトキヨシグループのオーガニック商材販売実績で売上1位となった。
 リブランディングしたアルジェランでは保湿機能に加えエイジングケア機能を新たに取り入れ、植物の力で生活習慣や加齢による血行不良の状態「ゴースト血管」の増加を防ぐ。製品開発では血行促進に効果があるという41種の植物を分析し、その中から厳選したウンシュウミカン果皮エキスやパッションフルーツ種子油など血行促進効果がある5種を配合。また、血行を促す香りとして気分をリラックスさせるクラリセージやネロリ、フランキンセンスの精油をブレンドした。製品ラインナップは化粧水を1種類減らし、高保水化粧水(1500円)や整肌化粧水(1500円)、セラムオイル(1980円)、モイストバリア乳液(1500円)、保護クリーム(1700円)、クレンジングオイル(1200円)、クレンジングミルク(1100円)、洗顔フォーム(1000円)の8種類を用意する。

リブランディングする「アルジェラン」商品ラインナップ一覧

 配合した5つの植物には、ジュースの製造後に捨てられた素材など食品産業の副産物を再利用。このほかにバイオマス容器の採用やトレーサビリティの明確化、環境保全型の栽培方法の導入、環境負荷を低減した製法による原料の使用などに取り組み、持続可能な社会への貢献を目指す。アルジェランの新製品は、9月11日から一部店舗を除く全国のマツモトキヨシグループで販売予定。
 ザ パブリック オーガニックでは科学的なアプローチのもと、独自にブレンドした精油によりこれまで以上にストレスケアの精度を高めたシャンプー&トリートメントを展開。現行のシリーズのダメージケアを強化し、免疫力を高めるシリーズとしてアップデートした「スーパーバウンシー」と、幸せホルモンの分泌を高めるシリーズ「スーパーポジティブ」の2シリーズを用意する。
 スーパーバウンシーでは免疫力と抗酸化力を高めるマンダリン精油とゼラニウム精油を、スーパーポジティブではフランキンセンス精油やイランイラン精油、レモングラス精油をそれぞれブレンド。スーパーバウンシーは精油を嗅ぐことで、免疫力が97.7%、抗酸化力38.1%が高まったことが実証されたという。また両シリーズ共通で、髪への保湿・補修ケア効果を高める「4D フィトコンプレックス」を配合した。価格は480mLで各1580円(すべて税別)で、9月14日から順次展開する。

リブランディングする「ザ パブリック オーガニック」製品イメージ

 カラーズ代表取締役の橋本宗樹氏は、2ブランドの新製品について年間の売上目標を特に設定しておらず「とにかくたくさんの人に品質の高いものを使っていただきたい」とコメントしている。
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■カラーズ:公式サイト