【順位結果】インディカー第6戦アイオワ／ニューガーデンが完勝劇
2020年07月19日 11:41 AUTOSPORT web
20番手スタートの佐藤琢磨（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）は、ペースが上がらず21位でレースを終えている。
アイオワ・スピードウェイを舞台に行われる第6戦決勝レース。前日の予選でポールポジションを獲得したジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）を先頭にレースがスタートする。
第5戦では最後尾から勝利を飾ったシモン・パジェノー（チーム・ペンスキー）。今日も最後尾からのスタートとなった。
ニューガーデンがリードを続ける中、46周を走り終えた佐藤琢磨とパジェノーが最初にルーティンピットを行い、ほかのドライバーも続いていく。
1回目のルーティンを終えてパトリシオ・オワード（アロウ・マクラーレンSP）がジャンプアップし2番手に。さらにコナー・デイリー（カーリン）が3番手ウィル・パワー（チーム・ペンスキー）を交わし3番手に浮上する。
琢磨はペースが上がらず最後尾に落ちてしまう。
103周目、パワーがデイリーを抜き返し3番手に返り咲くと、106周を走行して2回目のピット作業を行う。トップのニューガーデン、オワードもピットへ。
レースは114周目に入ったところで、エド・カーペンター（エド・カーペンター・レーシング）がターン4で単独クラッシュを喫し、最初のイエローコーションとなる。
ニューガーデン、オワード、パワー、ピット作業を伸ばしてステイアウトしていたグラハム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）が4番手に浮上。そしてパジェノーが5番手へと上がってくる。
ハーフウェイを消化し、レースは後半戦へ。129周目にリスタートを迎える。
トップを快走するニューガーデンに、オワードがぴったりとマークしてレースは進んでいく。171周を走行してオワードがピットインするも、右リヤタイヤの作業が遅れ、大きく後退する。ニューガーデンは、翌周ピット作業を行い盤石の体制でラストスティントへ向かう。
180周目、ピット作業を終えたライアン・ハンター-レイ（アンドレッティ・オートスポート）がピットアウト直後にバランスを崩しウォールにヒット。2回目のイエローコーションとなる。
ニューガーデン、パワー、デイリー、レイホール、パジェノーの順で193周目にリスタート。
219周を走行してデイリーはピットイン。後退するもフレッシュタイヤで追い上げを狙う。
レースをリードするニューガーデンは2番手を寄せ付けず、そのままトップをキープしポール・トゥ・ウインで完勝。今季初勝利を飾った。アイオワで2年連続の勝利だ。2位にパワー、3位にレイホールが入った。
佐藤琢磨は、ペースが上がらず3ラップダウンとなり、21位でレースを終えた。
■2020NTTインディカー・シリーズ第6戦アイオワ／決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngLapsSP11J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC2501212W.パワーチーム・ペンスキーC2502315G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH25019422S.パジェノーチーム・ペンスキーC2502359S.ディクソンチップ・ガナッシH2501867O.アスキューアロウ・マクラーレンSPC25013760J.ハーベイマイヤー・シャンク・レーシングH2506827A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH2502198M.エリクソンチップ・ガナッシH25091098M.アンドレッティアンドレッティ・ハータH250171114T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC2508125P.オワードアロウ・マクラーレンSPC249121359C.デイリーカーリンC24931455A.パロウデイル・コイン・ウィズ・チームゴウH24971510F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH24810164C.キンボールA.J.フォイト・レーシングC248111721R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC248151818S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH247161988C.ハータアンドレッティ・ハーディング・スタインブレナーH24752026Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH247222130佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH247202228R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH17842320E.カーペンターエド・カーペンター・レーシングC11214
※リザルトは編集部調べ
