2020年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手だった。
レッドブルは金曜深夜1時から土曜9時までの労働禁止時間帯に作業を行い、マシンのセットアップ向上に取り組んだ。労働制限(カーフュー)を破ることは1シーズンに2回まで許されており、今回は1回目のためペナルティは受けない。
フリープラクティス3回目でアルボンは12番手(1分16秒582)。予選Q1では1分15秒722で11番手、Q2では最後のアタックラップでトラフィックに引っ掛かったこともあり13番手となり(1分15秒715)、Q3進出は果たせなかった。アルボンは、Q2での敗退が決まった後、無線で「申し訳なかった。でも、トラフィックのなかに出さないでって言ったよね」と苛立ちを見せた。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=13番手
今の段階では言えることがあまりない。望んでいた結果を出すことができず、大きなフラストレーションを感じている。落ち着いていったん気持ちを切り替える必要がある。僕自身、いいラップを走れなかったのは確かだが、今日はたくさんのことが予定どおりに進まなかった。
FP3での方が予選時よりマシンの感触はよかった。Q2ではトラフィックに遭ったし、全体的に厳しい一日だった。ここはオーバーテイクがたやすいコースではないから、順位を上げるチャンスを得るには、雨の助けを借りる必要がありそうだ。