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村上亮太と岡本啓子がニットスクール「アミット」を神戸に開校、業界の垣根を超えた交流の場に

2020年07月18日 17:12  Fashionsnap.com

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「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」のデザイナー村上亮太とアトリエ「K'sK」代表の岡本啓子が、ニットスクール「アミット(AMIt)」をデザイン・クリエィティブセンター神戸(KIITO)に開校する。初回の講義は9月13日。期間は来年1月までの5ヶ月間で、合計11回の授業を予定している。

 村上は、今年4月に行われた2020-21年秋冬コレクションでK'sKのニッターとコラボレーションを実施。日本のニット技術のレベルの高さを実感する一方で、ファッション業界と手芸業界の分断がニッターの活躍の幅を狭めている現状を知り、業界の垣根を超えた新たな可能性を生む交流の場を創出したいとの想いで開校を決めたという。神戸で開講する理由は、村上と岡本の両名にゆかりがあり、また村上が関西で学生時代を過ごした際に「ブランドを立ち上げたいが、何をしたら良いかわからない」といった葛藤を感じた経験があったからだという。
 アミットでは、ファッションデザインを軸にワークショップや作品製作を実施。村上と岡本自らがリサーチや製作の過程でアドバイスを行う。外部講師の招致も予定しており、多角的に物事を捉える力を養いながらコミュニケーションの場を創出する。8月31日まで公式サイトの申込フォームで出願を受け付けており、募集定員は30人。7月26日には説明会兼体験授業を開催する。
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■募集要項定員:30人会場:デザイン・クリエィティブセンター神戸(KIITO)住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4学費:一般12万円、学生8万円(いずれも税別)出願期間:2020年8月31日(月)締切説明会・体験授業:2020年7月26日(日)(※12:00、14:00、16:00の3回を予定。各回90分。オンライン参加も可能)公式サイト