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英ベアトリス王女、ウィンザーの教会で極秘挙式 エリザベス女王らが出席

2020年07月18日 09:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

エドアルド・マペッリ・モッツィさんとベアトリス王女がついに結婚(画像は『Princess Eugenie 2019年9月26日付Instagram「Beabea - wow! I’m so happy for you my dearest big sissy and dear Edo.」』のスクリーンショット)
英王室ベアトリス王女(31)とエドアルド・マペッリ・モッツィさん(37)の結婚式が英時間17日、ウィンザーで極秘に執り行われた。2人は5月に挙式予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。『The Sun』などが伝えている。

ウィリアム王子とヘンリー王子の従妹であるベアトリス王女は、2019年9月に不動産開発業者で億万長者のエドアルド・マペッリ・モッツィさんとの婚約を発表、そして5月に挙式が執り行われる予定だったが中止となっていた。

そんななか17日にバッキンガム宮殿が声明文を発表し、ベアトリス王女の結婚式がプライベートで執り行われたことを報告した。

「7月17日金曜日の午前11時、ベアトリス王女とエドアルド・マペッリ・モッツィ氏のプライベートな結婚式が、ウィンザーのロイヤル・ロッジにあるロイヤル・チャペル・オブ・オールセインツで執り行われました。」
「小規模なセレモニーには、エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配らが出席しました。」

声明文には「結婚式は政府のガイドラインに沿って執り行われました」とソーシャルディスタンスの規制を守って行われたことも記述されていたという。

挙式当日、ベアトリス王女の祖父母であるエリザベス女王とフィリップ王配は、滞在中のウィンザー城から3マイル(約4.8キロ)ほど離れた場所にある教会に車で到着する姿がキャッチされている。女王はアクアブルーのコートと帽子を着用しており、この日は午後3時からウィンザー城で勲章授与式があったため11時45分にはその場を後にしたそうだ。

『The Sun』によると、挙式はエリザベス女王を含む20人ほどの近親者が参加しており、ベアトリス王女の父アンドルー王子と母サラ・ファーガソンさん、王女の妹ユージェニー王女(30)も出席していたと見られている。

ベアトリス王女とエドアルドさんを知る人は、2人がこの日に挙式を行った理由を次のように語っている。

「彼らはエリザベス女王にどうしても出席してほしかったのです。そのためには、女王が今月末(スコットランドの)バルモラルに行く前に式を挙げなければならない。このことが良い機会となったのです。」
「規制のため挙式に出席できないことを、多くの人は残念がっていました。皆さんはその理由を理解されています。挙式は万全の感染対策をし、女王の安全を守る必要がありました。ロイヤル・ロッジにあるオールセイントチャペルは、最良の選択と言えるでしょう。」
「彼らは普通の家族と同じです。国民と同じように、結婚式を行うのを我慢していました。機会が訪れた時には、素晴らしいセレモニーを行うことを心待ちにしていたのです。」

ロイヤル・チャペル・オブ・オールセインツはクイーン・ヴィクトリア・チャペルとしても知られる、グレードIIに指定された190年の歴史を持つ建造物だ。アンドルー王子と元妻サラ・ファーガソンさんが居住するウインザー・グレート・パークのロイヤル・ロッジの敷地内に建てられている。

画像は『Princess Eugenie 2019年9月26日付Instagram「Beabea - wow! I’m so happy for you my dearest big sissy and dear Edo.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)