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「プーマ」20年秋冬は若年層強化、サステナブルコレクションや若手クリエイターとのコラボアイテムを発表

2020年07月18日 02:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

PUMA 2020年秋冬コレクション展示会 Image by: FASHIONSNAP.COM
「プーマ(PUMA)」が、2020年秋冬コレクションの展示会を開催した。今季は「クラシックなアイテムのアレンジ」と「Z世代に向けたアイテム」の2軸でアイテムを構成。商品は一部販売中で、順次直営店などで取り扱う。

 プーマは、2019年10月からブランドアンバサダーにモデルの藤田ニコルを起用するなど、1990年代後半から2000年生まれのZ世代に向けた取り組みを進めている。2020年秋冬コレクションのウィメンズウェアでは、Z世代が好むデザインとしてアニマル柄やラメなどをアイテムに取り入れた。ボトムスでは、フレアパンツや裾にスナップボタンを取り付けたアイテムなどアクセントを加えた。メンズアイテムはミリタリーをテーマに、クラシックなアイテムをアレンジ。オリーブや、レスキューカラーのオレンジのフーディー、スウェットなどが揃う。
 また、サステナブルコレクション「バイダイ(BYE DIE)」が2020年秋冬コレクションでデビュー。生地を一切染色せずにワンポイントでロゴを施したウェアとスニーカーを披露した。熊⾕隆志が手掛ける「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とコラボレーションし、生成色の生地と同色のロゴをプリントしたTシャツやショーツ、フーディーなどをラインナップする。
サステナブルコレクション「バイダイ」
 スニーカーでは、2000年代初期のインターネットカルチャーから着想を得てデザインしたRS-2Kシリーズと、ファスト ライダー(FAST RIDER)を刷新したライダー(RIDER)シリーズに加え、Z世代のウィメンズに向けた5.5cmのソールが特徴の「CALI WEDGE」や、ヒップホップカルチャーをイメージしたデザインの「PULSAR」などが登場。パンクファッションをスポーティーなデザインに落とし込んだ「デバ(DEVA)」からは、初めてハイカットスニーカーを展開する。また、トレンドのコート系スニーカーのラインナップも充実させた。
デバのハイカットスニーカー
 プーマではこれまで、「バルマン(BALMAIN)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)」といったラグジュアリーブランドと協業アイテムを多く製作してきたが、今シーズンは若手クリエイターを中心にピックアップ。中国のストリートブランド「ATTEMPT」や、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)の学生、ブルックリンのクリエイティブ集団「キッドスーパー ストゥディオス(Kidsuper Studios)」などとコラボしたアイテムを展開する。
■プーマ:公式サイト