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新型「Audi Q3」発売 - 初のコンパクトクロスオーバーSUV「Sportback」を設定

2020年07月17日 07:22  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
アウディ ジャパンは8月19日、8年ぶりに第2世代へとフルモデルチェンジしたプレミアムコンパクトSUV 新型「Audi Q3」、および同社初のコンパクトクロスオーバーSUV 新型「Audi Q3 Sportback」の販売を開始する。

「Audi Q3/Q3 Sportback」は、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより力強くスポーティな印象へと生まれ変わった。前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現している。

また「Q3」よりも全高が約4.5cm低く、クーペのエレガントさを備えたアウディブランド初のコンパクトクロスオーバーSUV「Audi Q3 Sportback」をラインアップに加えた。これにより「Audi Q3」は2つのボディー形状と、直噴ガソリンエンジンTFSIに新設定の直噴ディーゼルエンジンTDIを加え、ユーザーのさまざまなライフスタイルに対応する。

インテリアにも、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されている。同社の上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えたMMIなどにより、スタイリッシュで先進的なデジタル体験を提供する。

また、さまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載。事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントに加えて、アウディサイドアシストやアウディアクティブレーンアシスト、アダプティブクルーズコントロールやサラウンドビューカメラなどにより、高い安全性と快適性を確保する。

約4.5mの扱いやすい全長でありながら、旧型比で75mm長くなったホイールベースにより広い居住空間を確保。後席のヘッドクリアランスも、新型「Q3」は旧型比で7mm拡大、クーペスタイルの「Q3 Sportback」でも十分なスペースを確保している。

ラゲッジスペースは通常時で70L拡大し、530Lというクラストップレベルの収容力を誇る。リヤシートは前後スライドやリクライニングが可能で、リヤシートを格納すれば最大1,525L(Sportbackは1,400L) までスペースを拡大できる。フロアボードは高さの変更が可能で、フロア下にリヤパーセルシェルフを格納できるなど、さまざまなアレンジが可能となっている。

ボディは、軽量化と高いボディ剛性を両立。エンジンは従来の1.4 TFSIを進化させた新開発の1.5 TFSIと、クリーンディーゼルの2.0 TDIの2種類を用意した。1.5 TFSIは、より高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150ps、最大トルク250Nmを発揮する一方、気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod) により省燃費を実現する。

一方、2.0 TDIは340Nmもの強力なトルクと低燃費性を両立。いずれもトランスミッションには7速Sトロニックを採用する。2.0 TDI搭載モデルには、電子制御式油圧多板クラッチを用いたquattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システムを組み合わせることで、安定した加速とコーナリングなど優れた走行性能を実現している。

車両本体価格(税込)は、「Audi Q3」が438万円~543万円。「Audi Q3 Sportback」は452万円~563万円。(エボル)