ビースタイルメディアは7月15日、「夏の旅行/Go To キャンペーン」についての調査結果を発表した。調査は6月にネット上で実施し、同社運営の「しゅふJOBパート」登録者353人から回答を得た。
今年の夏休みの旅行予定を聞いた。最も多かった回答は、同率で「旅行に行くか迷い中」と「今年は行かない」(24.6%)。一方、「予約済み」(6.8%)、「旅行計画中」(12.2%)、「旅行に行きたい、計画前」(9.6%)を合わせると28.6%が旅行に行く意向があることが分かった。
「日ごろの生活の支援のほうが消費者にはありがたい」の声も
キャンペーンの利用意向を聞くと、「利用したい」という回答が最も多かったのは「Go To トラベル キャンペーン」(70.5%)。次いで「Go To Eat キャンペーン」(69.8%)と続いた。
上記のキャンペーンは約7割が「利用したい」と回答したものの、「Go To 商店街 キャンペーン」(56.9%)、「Go To Event キャンペーン」(53.6%)は5~6割程度の結果だった。
Go To キャンペーンに対する意見としては主に「時期尚早ではないか」「キャンペーン内容を具体的に知りたい」「コロナ対策をもっと重視してほしい」、「時期尚早ではないか」の4パターンに分かれた。
「使うか使わないかわからないキャンペーンよりも、日ごろの生活の支援のほうが消費者にはありがたい。今は旅行や余暇活動などの余裕はない」
「キャンペーンはいいと思うが、時期など考えてほしい。これからまたコロナの感染者が増えてくる可能性もあるので、少し時期尚早なキャンペーンだったのではないかと思う。どの程度混むかも予測できないし、行くとしても不安があると思う」
と、感染収束前の旅行に対して懐疑的な声が寄せられた。また「各キャンペーンは1人1度の利用のみ?複数回利用できる?など」という人も。
キャンペーンに懐疑的な人もいる一方で、
「夏休みに間に合うよう、早く決めてほしいです。範囲は広くお願いしたい」
「子どもの夏休みが短縮になるので、いろいろ出かけるよりも一か所にお金をかけて思い切って出かけたい」
といった、「早くしてほしい・制度を利用したい」というパターンも見られた。