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2021年卒7月の内定率は62.8%、前年比11.6ポイントダウン 半数の学生が「現在就活中」

2020年07月14日 18:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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学情は7月14日、「内々定率」に関する調査結果を発表した。調査は7月上旬にネット上で実施し、2021年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生1101人から回答を得た。

21年卒の内々率は62.8%(前年比11.6ポイント減)となり、過半数が「現在就職活動をしている」(50.4%)と回答した。内々定率を文理別にみると、「理系」(73.8%)が「文系」(56.2%)を大きく上回った。

内々定獲得数は平均約2社

内定を獲得した社数を聞くと、「1社」(47.2%)が最も多く、次いで「2社」(27.7%)、「3社」(14.2%)と続く。平均すると1.97社となった。

「1社」と回答した学生に、その企業の志望度を聞くと、「第一志望」が50.5%、「第二志望」が23.9%、「第三志望以下」が25.7%と答えた。6割が「強く入社を希望する」(59.2%)と回答した一方で、4割は「他企業で内定を得られなければ、入社を検討する」(36.1%)と答えた。

内定を得た企業について、過半数が「就活を始めるまで知らなかった」(53.4%)と回答。応募したきっかけを聞くと、1位は「就活サイト」(54.9%)だった。2位以降、「インターンシップ」(22.2%)、「就活サイトが主催するイベント」(17.8%)、「企業のホームページ」(16.1%)と続いた。

内定通知をした後、企業はどのような対応を行っているかを聞くと、5割弱が「懇談会」(47.5%)と回答。次いで、「人事担当との面談」(36.1%)、「誓約書の提出を求められた」(36.1%)、「先輩社員との面談」(26.7%)、「就職活動の終了を依頼された」(11.7%)と続いた。