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キャサリン妃と小学生のビデオ電話にテニスのアンディ・マレー選手がサプライズ出演

2020年07月12日 14:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

子供達の質問に気さくに答えたアンディ・マレー選手(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年7月10日付Instagram「Game. Set. Match.」』のスクリーンショット)
キャサリン妃(38)が南ロンドンの小学校の生徒とビデオ電話を介して交流した際、テニスのアンディ・マレー選手(33)がサプライズ出演した。本来ならばウィンブルドンの決勝を迎える今週、キャサリン妃とマレー選手はテニスプレーの秘訣やステイホーム期間の過ごし方などを子供達に伝えた。

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ケンジントン宮殿のInstagramで英時間10日、キャサリン妃によるビデオ電話の様子が公開された。この投稿には、ウィンブルドン選手権の最終週間を記念して「ゲーム、セット、マッチ」と言葉が添えられた。今年のウィンブルドンは新型コロナウイルス拡大の影響により第二次世界大戦以降初めて試合が中止されたが、本来ならば6月29日から7月12日まで開催され、今週末が決勝戦となる予定だった。

ウィンブルドン選手権の会場「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(The All England Lawn Tennis & Croquet Club)」のパトロンを務めるキャサリン妃は、南ロンドンのミッチャム地区にあるボンド小学校の児童とビデオ電話で交流した。

キャサリン妃は「今から、凄い人がここに参加してくれます。この人は皆さんに会うのを楽しみにしています。テニスのコツをシェアしてくれるかもしれませんよ」とサプライズゲストの登場を伝えた。

「特別ゲストが誰なのか分かるように、いくつかヒントを出してみましょう。彼は男性でイギリスを代表するテニス選手です。オリンピックで2回優勝して、以前には世界1位でした。誰か分かりますか?」

児童らが「アンディ・マレー!」と叫ぶと画面にアンディ・マレー選手が登場し、子供達の質問に答えた。

「テニスを仕事に選んだのはなぜ?」
「唯一、得意なことだったから。テニスをするのは楽しかったしね。とてもラッキーだったよ。」

「最初に試合したのはいつ?」
「7歳だったかな。ルールも知らなくて。でも、点を取り続けたよ。」

マレー選手は妻のキム・シアーズさんとの間に2人の子供を持つ父親である。ロックダウン中は子供達に自宅学習をさせることは難しかったが、同時にとても楽しんだという。またテニスを10週間ほどプレーできなかったが、代わりにロードバイクに初挑戦したことも明かした。

キャサリン妃はマレー選手に、子供達がテニスを上達する秘訣やウィンブルドンが試合中止になったことをどう思うかなどを尋ねた。

「楽しむことが一番大切だよ。楽しむことと、コーチの言うことを聞くこと。君達の年齢ではこの2つが最も重要だ。試合をするなら、本気で立ち向かえ。勝ち負けが重要ではなく、スポーツを楽しんで活動的でいることの方がもっと大切なんだ。プロになると、ちょっと違うけどね。」
「年を重ねるにつれて、大きな大会にあと何回くらい出場できるのかと思う。だから、ウィンブルドンが試合中止になったことは、とても残念だよ。」
「旅行したり、友人や家族に会いたいな。何か月も会っていないから。今みたいな困難な状況を乗り越えた時、当たり前だと思っていたことを感謝するんじゃないかな。いつかその機会が来れば、友人や家族とたっぷり時間を過ごすよ。」

キャサリン妃は「その通りですよね。その時がすぐそこに近づいていることを願っています」と答え、ビデオ電話での交流は終了した。妃は2018年1月、今回ビデオ電話を行ったボンド小学校を訪問、コーチがマートンとワンズワース地区の児童に無料のテニスセッションを提供する「ウィンブルドン・ジュニア・テニス・イニシアティブ」の活動を視察している。



画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年7月10日付Instagram「Game. Set. Match.」、2018年1月17日付Instagram「Today The Duchess of Cambridge visited Bond Primary School to see the work of the @wimbledonfdn Junior Tennis Initiative, who provide free tennis coaching and activities to local schools.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)