2020年F1シュタイアーマルクGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アレクサンダー・アルボンは7番手だった。アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは14番手、ピエール・ガスリーは8番手だった。
土曜のレッドブルリンクは雨に見舞われ、FP3は中止に。予選の1時間前には雨がやみ、予選は行われることになったが、再び雨が降ってきたことから、Q1は予定より46分遅れで、ウエットコンディションの中スタートした。
ホンダ勢は4台揃ってQ2に進出、さらにクビアト以外の3台がQ3に進んだ。フェルスタッペンは最後のアタックラップでルイス・ハミルトン(メルセデス)の暫定ポールポジションタイムを破るべく、セクター1、セクター2と自己ベストタイムでつなぐが、最後から2番目のコーナーでスピンを喫し、届かなかった。
現地土曜時点で発表されている暫定スターティンググリッドでは、フェルスタッペンは前戦オーストリアGPと同様の2番グリッド、他車のグリッド降格により、アルボンは6番グリッド、ガスリーは7番グリッド、クビアトは13番グリッドの位置が与えられている。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日はFP3が激しい雨でキャンセルされ、その後予選前に雨脚が弱まったものの再度強く降り出すなど、非常に難しいコンディションでの予選となりました。
そのような中でアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が2番手を獲得し、2戦連続でフロントロウからのスタートとなります。
チームメイトのアルボン選手、スクーデリア・アルファタウリのガスリー選手もQ3に進出し、他車のペナルティにより明日のレースはそれぞれ6番手と7番手からのスタートになります。
ドライコンディションが予想されるレースに向けて、いいグリッドポジションだと考えています。
明日は4台が完走し、それぞれのドライバーがさらにポジションを上げてレースを終えられることを目指し、準備を進めます。