アルファロメオのリザーブドライバーを務めるロバート・クビサは、今週末のF1第2戦シュタイアーマルクGP金曜フリー走行1回目において、アントニオ・ジョビナッツィに代わってチームのC39を駆るチャンスを与えられる。
開幕戦でアルファロメオの2020年型マシンは、チームが満足できるようなパフォーマンスを示すことができなかった。クビサの技術的フィードバックは高く評価されており、それがパフォーマンスを改善するうえで役に立つものと期待されている。クビサはバルセロナで行われたプレシーズンテストでも、C39を走行させている。
「活動を再開できることを楽しみにしている。モータースポーツ界全体が長期にわたって休止状態を強いられていた」とクビサは語った。
「僕の目標はいつもと同じだ。エンジニアたちにできる限り多くのデータを提供し、コクピットで得られた僕のフィードバックを返すことだ」
「今週末は誰にとっても、新しい経験になる。ほんの数日前にレースをしたのと同じ会場で、またレースをするんだからね。だからオーストリアGPで得られたすべてのデータを精査し、マシンに加えたい調整をテストすることが重要になるだろう」
今シーズンのクビサは、アルファロメオでのリザーブ兼シミュレータードライバーとしての役割と並行して、BMWのマシンでARTからドイツDTMシリーズに参戦することが決まっている。