2016年、建物や設備の老朽化により惜しまれつつ幕を閉じた台東区下谷の銭湯「快哉湯(かいさいゆ)」が、この度、素敵なカフェに生まれ変わります。
7月11日(土)に誕生する「rebon Kaisaiyu(レボン快哉湯)」は、銭湯として賑わっていた当時の様子が目に浮かぶような空間がとっても魅力的なんです。
「快哉湯」の記憶は次の時代へ「人々の記憶が詰まったこの建物を未来に残したい」というオーナーの想いを受け継ぎ、スタートした「レボン快哉湯」のプロジェクト。
趣のある建物の入口には木札の下駄箱が。また、向かって右側の扉には「女」、左側の扉には「男」と書かれており、脱衣所だった頃の名残が感じられます。
脱衣所だった場所はカフェのカウンターに。中央にある番台は登って記念撮影してもOKなんだそう♩
銭湯ではなくなっても、どこかほっとする空気。そこには「快哉湯」の時代を知っている方はもちろん、知らない方でも“懐かしさ”を感じさせる、記憶の力が宿っています。
メニューのテーマは「マリアージュ」「レボン快哉湯」を訪れたら堪能したいのが、名店で修行を積んだ台東区出身のバリスタが淹れる自家焙煎のコーヒーと、農園直送の果物で作る自家製アイスクリームのマリアージュ。
「ブルーベリー×コロンビア(ピンクブルボン種)」(980円)
たとえば、山の中で育つあきさわ農園のブルーベリーは、コロンビア産の特別な品種ピンクブルボンと一緒に。
発酵の過程で生まれるベリーのような甘さがフルーツとも調和するそう。
「チョコレート×ニカラグア」(980円)
また、トロっとして濃厚なチョコレートと、苦味は少なく優しい味のニカラグアの深煎り豆を使用したコーヒーの組み合わせもきになります♡
ゆっくりとししたカフェタイムにぴったりです。
ここで、レボン快哉湯が提案するマリアージュの楽しみ方をご紹介。
コーヒーをひとくち飲みます。 続いてアイスクリームを食べ、口の中にアイスクリームが残っている状態でコーヒーを飲みます。(今までにない味の変化にきっと驚きます!) 残ったコーヒーはアイスクリームにかけて。ただ単に2つのものを一緒にしただけではなく、組み合わせることでその魅力が何倍にも引き立つという特別な「マリアージュ」。ぜひ体験してみたいですね。
この投稿をInstagramで見るrebon Kaisaiyu レボン快哉湯(@rebon_kaisaiyu)がシェアした投稿 - 2020年 7月月5日午前4時50分PDT
その他にも、オリジナルブレンドのハーブティーや自家製レモネードなどこだわりのメニューが用意されるそう。
テイクアウトもできるので気軽に利用できそうです♩
多くの人々に愛されてきた「快哉湯」の記憶を次の時代へつなぎつつ、新たな時を刻んでいく「rebon Kaisaiyu レボン快哉湯」。
今からオープンが楽しみですね!
rebon Kaisaiyu レボン快哉湯 東京都台東区下谷2丁目17-11 平日12:00~19:00 土日祝10:00~19:00年中無休(年末年始を除く) https://www.rebon.jp