2020年F1オーストリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは11位、ジョージ・ラッセルはトラブルによりリタイアに終わった。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=11位
まずは、この日を迎えられたことについて、チームに感謝したい。ずいぶんと長い道のりだったからね。
僕にとって、今日はすべてが勉強だった。レース序盤はクーリングの問題もあって苦戦し、思ったようにプッシュすることができなかった。いろいろとマネジメントしながらのレースになったが、それもF1というものの一面であり、いつでも起こりうることだ。
最初のセーフティカーでは、タイミングの問題で1周余計にステイアウトせざるをえなくなり、窮地に追い込まれた。レースの大半は単独でのドライブだったので、終盤にまたセーフティカーが出動して、他のクルマと接近して走る経験をできたのはありがたかった。1ポイント獲得まで、あと一歩と迫っただけに悔しい気持ちはある。ただ、まだあらゆる面で学習中であり、来週末には今日より多少なりとも進歩しているはずだ。
ジョージ・ラッセル 決勝=リタイア
今日は期待していたほどのペースを発揮できず、コース上では苦戦を強いられた。何とかハースやアルファロメオについて行こうと全力を尽くしたが、彼らの方がずっと速かった。詳しいことは分からないが、燃圧が落ちてしまったので、エンジンを止めるしかなかった。
大勢のドライバーがミスをしていたし、止まったクルマも多かっただけに残念だ。まあ、よくある話だけどね。まだいくつかの面で改善の必要があり、来週のレースはそのいい機会になると思う。