2020年F1第1戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのキミ・ライコネンは、レース中に右のフロントタイヤが外れるトラブルに見舞われ、リタイアに終わった。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=リタイア
見通しは悪くなさそうだっただけに、こんな形でレースを終えることになって残念だ。土曜の予選と比べると明らかに進歩していて、クルマにはそこそこの速さがあった。
最初のセーフティカーのタイミングで、いくつかポジションを失ったものの、まだ十分にいい位置につけていたし、フレッシュなタイヤに履き替えたあとは、ポイントを目指して戦えたはずだ。
だが、残念なことに、結果としてはリタイアを強いられた。あのトラブルには驚かされたよ。予兆は何もなかったからね。いったい何が起きたのか、しっかり調べる必要がある。差し当たり、レースコンディションでのペースについてはポジティブな点がいくつかあったし、引き続きクルマを改善していきたい。