2020年F1オーストリアGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=12番手/2=4番手だった。
ベッテルはFP1で1分06秒077(ミディアムタイヤ)、FP2で1分04秒961(ソフトタイヤ)をマークした。この日7月3日はベッテルにとって33歳の誕生日だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=12番手/2=4番手
まずまずの一日だったと思う。マシンにこれといったトラブルはなかった。コースに戻ってこられたことは僕ら全員にとって良かったし、チームはすぐさま感覚を取り戻し、すべての手順を通じて問題は発生しなかった。
スピードと競争力に関しては、僕らがトップでも優勝候補でもないことが分かったと思う。外部の人たちからは見えないところでたくさんのことが動いていて、すごくタイトだ。どうなるかは今の時点では分からないけれど、明日は重要な一日になるだろう。
ポール争いができるとは思わないが、その後方の戦いではトップになれるよう努力していかなければならない。
正直言って他のチームのことはあまり気にしていなかった。どんな燃料搭載量で走行しているかなど予測するのは難しいからね。今日はまだはっきりした予想はできないので、明日どうなるか見ていく。
作業をしっかり行って、速さを向上させたい。それができるかどうかは僕たち次第だ。ライバルに比べてグリップとダウンフォースが不足している。そういった要素のひとつひとつで結果が決まるんだ。