キミ・ライコネンは2021年もF1でレースを続けるか、今シーズンの終わりで華麗な引退生活に入るか、今も検討しているところだ。
F1のベテランである40歳のライコネンは、アルファロメオとの契約の2年目かつ最後の年を迎えている。しかし今年はシーズンが遅れているため、すぐにでも彼の将来を決める必要がある。
ライコネンは決めかねてはいるものの、F1レギュレーションの大幅変更が2022年まで延期されることや、現在のルールブックが来年まで延長されることは、彼の最終的な決断に影響しないことを明確にしている。
「そのことで将来どうなるかは左右されない。来年になる前に答えを出すだろうが、今年はまだたったの1レースも行えていないという奇妙な状況だ。どうなるか見てみよう」とライコネンは2020年シーズン幕開けの週末に先駆けて語った。
「僕は数年前とそれほど大きく変わるとは思わない。レギュレーションが変わるが、ドライビングに関してはほとんど変わらない」
「もし上手くいけば、上手くいかないよりは楽しいものになるだろう。どうなるかはわからないのだから、今週末から全力を尽くし、そこから初めていく。そうすればどこかの時点で将来は決まってくる」
ライコネンは、金曜日のフリー走行で全員がコースに出る前に、アルファロメオが中団グループの序列のどこにつけているかを知るのは不可能だと認めた。
「毎年テストをしていても、誰がどの位置につけるかを話すのは不可能だ。多くの憶測はあるものの、いつも初めのレースで我々は本当の展開が分かる」
「我々がどこにつけるかはそのうち分かる。週末に何位になって、どんな調子がでるかなんて誰にも分からない」