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資生堂が「男性版顔立ちマップ」を開発、メンズメイクによる自己表現をサポート

2020年07月02日 11:22  Fashionsnap.com

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資生堂が、自分の顔立ちを分析しメイクアップによってなりたい印象に近づけられるツール「顔立ちマップ」の男性版を開発した。
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 資生堂は1996年に「女性版顔立ちマップ」を開発。国内での男性化粧品市場の伸長を背景に「メイクをしてみたいがなにから始めて良いかわからない」という顧客の要望から「男性版顔立ちマップ」の開発が実現した。
 「男性版顔立ちマップ」は高い技術と経験を持つ資生堂所属のヘアメイクアップアーティストと、グローバルイノベーションセンターで培われた印象に関する研究知見を元に、男性の顔立ちを見極める際に重視する顔の形態特徴を科学的に解釈。顔形態徴を表した顔写真をCGで作成し、約7000名にそれぞれの特徴が与える印象について調査を行った。調査の結果を元に「目の開き」と「目の角度・顎の大きさ・目の間隔」に注目することでマップの完成に至った。ユーザーはマップを用いて自分の顔立ちを分析。眉を整えたりすることで、自分の顔立ちに合わせてなりたい印象を演出することができる。
 また7月4日には、本研究に携わったヘアメイクアップアーティスト中村潤によるYouTubeチャンネル「メンズグルーミング チャンネル」を開設。顔立ちの分析方法や印象を変える眉の描き方など、メンズメイクのテクニックをわかりやすく解説する。
■YouTubeチャンネル「メンズグルーミング チャンネル」