トップへ

新型コロナ接触確認アプリ、インストール率1位は"感染者ゼロ"の岩手県 2位に大阪府、3位に埼玉県

2020年07月01日 11:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

コミュニティサイト「みんなのランキング」を運営するHANABISHIは6月30日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の利用実態に関する調査結果を発表した。調査は6月下旬に実施し、20~90歳の男女4322人から回答を得た。

厚生労働省が6月19日にリリースしたアプリ「COCOA」について、「インストールした」(9.25%)と答えた人は1割に満たなかった。圧倒的多数を占めたのは「インストールしていない」(88.35%)という人々。そもそも「アプリを知らない」(36.85%)という人も4割近くいた。

福岡県、神奈川県のインストール率はわずか6%


アプリのインストール率を都道府県別にみると、1位は「岩手県」(19.2%)だった。同県は7月1日現在、全国で唯一新型コロナウイルスの感染者数が確認されておらず、引き続き"感染者ゼロ"を目指す県民の意識の高さが表れた結果とみられる。

次いで、2位に「大阪府」(18.0%)、3位に「埼玉県」(16.0%)と比較的感染者の多いエリアが続いた。4位には「山梨県」(14.3%)がランクイン。新規感染者数が再び増えている「東京都」は「三重県」「徳島県」「長崎県」(各14.0%)と同率の5位だった。

一方、県民のインストール率が最低だったのは「奈良県」(3.6%)。ワースト2位は「香川県」「岡山県」(各4.0%)、同3位は「和歌山県」(4.4%)とこれまでの感染者数が全国的に見て少ない地域が並んだ。

次いで、同5位には「福岡県」「滋賀県」「愛媛県」「神奈川県」(各6.0%)と続く。特に「福岡県」「神奈川県」は感染者数が比較的多いが、インストール率はわずか6%にとどまった。