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ボーナス支給されなかった事務職、3割が「新型コロナの影響」 最多は「もともと支給されない」

2020年07月01日 07:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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メディア「IT事務の教科書」を運営するポムは6月30日、「事務職の2020年夏のボーナス調査」の結果を発表した。調査は6月に実施し、正社員の事務職200人から回答を得た。男女比は女性64%(128人)、男性36%(72人)となっている。

夏のボーナスの支給があると回答した人は70%。一方、ボーナスがなかった人(30%)に理由を聞くと、「もともと支給されない」(56.7%)が最多。次いで、「新型コロナウイルスの影響を受けた」(31.7%)、「規定(ノルマ等)に達しなかった」(3.3%)となった。コロナでボーナスがなかったという人は全体の約1割となった。

事務職別の平均支給額1位は、「IT事務職」で31万6000円

ボーナスが支給されたと回答した人の平均額は29.44万円。具体的には、「10万円以上~20万円未満」(33.6%)が最も多かった。以降「20万円以上~30万円未満」(17.1%)、「30万円以上~40万円未満」(12.1%)と続いた。

事務職別に見ると、平均支給額1位は「IT事務職」で31万6000円。2位「営業事務」(30万5000円)、3位「人事事務」(30万3000円)と続いた。

昨年夏のボーナスとの比較では、「変わらない」(50.7%)が過半数となった。「良くなった」は13.5%で、「悪くなった」は34.4%だった。

ボーナスが昨年より悪くなった人の内訳は、一般事務職が33%、経理事務が20.4%となっている。

ボーナスの結果を受けて転職を考えた人は、ボーナスが支給された人では18%だったが、支給がなかった人は25%と7ポイントの差がついた。