その後は大きなアクシデントなくセッションは進み、走行終盤にタイムが上がっていくが、GT500クラスでは、チェッカー間際に野尻智紀が1分28秒059をマークしたARTA NSX-GTがトップタイムに。平川亮がドライブしたKeePer TOM'S GR Supraが2番手、セッション2/3で首位だったRAYBRIG NSX-GTが3番手に続くことになった。
GT300クラスでも終盤にタイムが上がることになり、山内英輝が1分37秒379を記録したSUBARU BRZ R&D SPORTがこのセッション4の首位に。2番手にはGAINER TANAX GT-R、3番手にはグッドスマイル 初音ミク AMGが続いた。4番手にはSAITAMATOYOPET GB GR Supra GTがつけ、5番手にはトラブルを解消し再コースインしたARTA NSX GT3となった。
チェッカー後、コース上ではフルコースイエローとセーフティーカーの訓練が行われたが、この際には最終コーナー方向から深い霧が。テスト時間が削られることがなかったのな幸いとなった。ただ、この訓練中にカルソニックIMPUL GT-Rとたかのこの湯 RC F GT3がストップするシーンも見られている。スーパーGTはこれで、開幕前の公式テストはすべて終了。新型コロナウイルス感染拡大の影響で遅れた開幕は7月18~19日に富士で迎えることになる。