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ライブ配信のハードルを下げる!データアーティスト株式会社のリアルタイムモザイクAI

2020年06月28日 07:01  Techable

Techable

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データアーティスト株式会社(以下、「データアーティスト」)が、同社の研究プロジェクトにてリアルタイムモザイクAIを開発した。各種ライブ配信や報道番組における活用を見込んでいる。
動画を撮影しながらリアルタイムにモザイク処理リアルタイムモザイクは、動画を撮影しながら人物の顔にモザイク処理を施し、撮影データの保存を行う技術だ。人物の骨格検知AIを用いた画像解析により、正面に加えて横向きの顔も認識可能な点を特長としている。

この技術を使えば、肖像権への配慮が必要であったリアルタイム中継の撮影ハードルが下がる。また、動画撮影後の編集作業も大幅に楽になるだろう。

活用シーンとしては、YouTubeのライブ配信や報道番組の中継などを想定。今後は、放送局や番組制作会社、コンテンツメーカーを中心に技術提供を行っていくとのことだ。
人間の創造性をAIで拡張する取り組みデータアーティストは、人間の創造性をAIで拡張することをビジョンとして掲げている。

昨年12月には、他社と共同で「AI11(AI ELEVEN)」を開発し、サービスの提供を開始。サッカーの試合の勝敗予測をリアルタイムで行うシステムとして、Kリーグ(韓国)のライブ配信プラットフォームに導入されていた。

AI技術は、まさしく日進月歩の勢いで発展している。その技術を活用し、豊かな未来の実現を目指す同社の取り組みに期待したい。

PR TIMES(1)(2)

(文・早川あさひ)